高屋敷稲荷神社について
高屋敷稲荷神社に ついて
【高屋敷稲荷神社】は、福島県の中央に位置する郡山市に鎮座しております。
参道の朱鳥居は崇敬者の方々の祈願成就と神恩感謝により奉納いただいた≪奉納鳥居≫です。
現在、鳥居は約100基ですが、戦前は約4,000基もの鳥居が舞木駅(もうぎえき)まで連なっておりました。
拝殿までの石段を登りきって見る景色は壮観です。
高屋敷稲荷神社 由緒
その昔、白岩在鈴木権兵衛は元禄の代に長い間庄屋の職にありました。
宝永の頃、年々の凶作で里人達は大変困ってしまい、御仁徳の厚かった、ときの天皇に税金の免除方をお願いしたところ、三年間の免除をして下さいました。
この御聖恩に感泣した里人達は鈴木庄屋を中心に相談の結果、先ず衣食住の自給自足を念願するため、五穀の神として名高い京都の伏見稲荷大社の御分霊を奉遷することになりました。
正徳三年(西暦1713年)2月20日、盛大な遷宮式の下に稲荷神社が奉遷されたのです。これが即ち高屋敷稲荷神社の起源であります。
その後里人達は勿論のこと、遠近の信仰者は絶えることなく、御神徳の庇護を戴いたのであります。特に享保の凶作や、明和、天明年間の大飢饉、更には天保4年の飢饉など、天災地変を伴うに及んで、方々からの信仰者はますます多くなり、夜籠りまでして大神の救いを祈願したのであります。
年を経て、小祠のうえに破損の箇所も多くなり、嘉永の頃、ときの庄屋青山久助は敬神の念が厚く、これを憂いて小社を奉建いたしました。
明治の御代となり、日清戦争や日露戦争を機に、武運長久を祈願する者が多く、社殿の狭小ますます甚だしくなり、社殿拡張の必要にせまられました。そこで大正十五年十月、社殿を新築し、参詣者の便宜をはかることになりました。
その後石垣を積み、石段が奉納され、昭和九年に拝殿が改築され、境内の整備等一層壮厳の度を加えていったのであります。
又、平成の御大典を記念し、境内拡張がなされ福島県はもとより、遠く全国からも多くの参詣者が訪れます。
御祭神
宇迦之御魂命
(うかのみたまのみこと)
五穀豊穣・商売繁盛の神
猿田彦命
(さるたひこのみこと)
道開き、交通安全の神
天之宇豆売命
(あみのうづめのみこと)
音楽・芸能・鎮魂の神
匠プロモーション(株)提供
境内案内
境内には「招霊木」(おがたまの木)という木が あります。神様に奉げる舞や踊りなどの際に使われる鈴は、この招霊木の実をイメージしたものといわれております。
白狐社
稲荷大神様のお使いとして日々働いてくださっております神狐(白狐)の御霊をお祀りしているお社
御神石
心願成就、願いが叶うと言われている磐座(いわくら)
新型コロナウィルス対策
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために新しい参拝様式を実践しています
新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐためには、今後も長い期間の対策が必要です。そのために、私たちは「新しい参拝様式」の定着に向けて様々な対策に取り組んでいます。
玉串拝礼・神酒拝載は控えております
対面での接触、直接の受け渡しを避けるため、玉串での拝礼・お神酒での直会を省略しております。ど うぞご理解ください。
手指消毒にご協力ください
おみくじ、お守りなどに触れる前は備え付けの薬剤での手指消毒にご協力ください。
ご参拝は間隔をあけて
ご参拝は間隔をあけて、順番にお参りください。皆さんのご協力をお願いします。
柄杓・鈴緒はご利用をご遠慮いただいております
多くの人が触る柄杓・鈴緒は、新型コロナウイルス感染症対策により、ただいま使用を控えていただいております。
マスクの着用をお願いします
お札授与所など人の集まりやすい場所ではマスクの着用をお願いします。境内に入った時と、出る時も忘れずに。